ふだんは映像制作を学ぶ大学生たちが、伊勢の歴史と暮らしをめぐって伊勢一円をめぐり、さまざまな発見をしました。
古くから「美し国」と呼ばれてきた伊勢という土地と、そこに伝わる技や文化を見つけ出し、「映像」として作りあげました。現代の大学生にとって「神の土地・伊勢」は決して身近かなものではありません。
伊勢神宮がいったいどんなところで、そこでは毎日何が行われていて、人びとはどのように神への祈りを寄せてきたのか…?
立教大学・映像身体学科は埼玉県新座市にキャンパスを構えています。
そこで学ぶ学生たちが、三重県伊勢地方を初めて訪ね、神宮に参り、広く目を凝らすことで、多くの「発見」をし、このオムニバス形式の映像、『伊勢美し国十二景』は生まれました。伊勢には、実に多くの「日本」が息づいています。それが、学生たちの目にどう映ったのか?
ぜひご高覧頂ければ幸いです。最後に、この学生たちの試みに多大なご協力を頂いた伊勢の皆さま方と、特にこうした発表の場を設けて下さった株式会社関谷食品の関谷充司社長に、厚く御礼を申し上げます。